埼玉高速鉄道の課題

埼玉高速鉄道株式会社(さいたまこうそくてつどう)は、埼玉高速鉄道線(彩の国スタジアム線)を運営する第三セクター方式の鉄道会社です。埼玉高速鉄道の歴史はまだ浅く、1992年(平成4年)3月25日に設立されたばかりの新しい鉄道会社です。2007年3月にはICカードPASMOを導入し、改札もかなり改良されIC定期券をかざすためのカードリーダ/ライタ (R/W) が取り付けられました。埼玉高速鉄は赤羽岩淵駅〜浦和美園駅の合計8駅で運営されています。しかしながら埼玉高速鉄道は昔から東武野田線岩槻駅までの延伸を求める声が大きいそうです。なぜそのような声があるのでしょうか?埼玉高速鉄道の延伸問題を少し詳しく見ていきましょう。

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埼玉高速鉄道の延伸事業

埼玉高速鉄道は現在、赤羽岩淵駅〜浦和美園駅の14.6Kmで8駅しかない。しかし浦和美園駅前の先にJリーグが開催されるスタジアムがある、この距離はかなり長く真夏だと、うだるような暑さの中、スタジアムまでの道のりをバスを選ぶ人も多いそうです。なのでファインの中には埼玉高速鉄道の東武野田線岩槻駅までの延伸を打診している人がとても多いそうです。それを受け、運輸政策審議会答申でも「2015年までに延伸開業することが適当」とされました、しかしルートや新駅の場所など、延伸事業の具体像はまだ見えてこないのが実情のようです。しかしやはり市民の間には埼玉高速鉄道の東武野田線岩槻駅までの延伸を求める声は根強く、各地で署名活動も活発に行われているそうです。

埼玉高速鉄道延伸による新たなビジネスチャンス

埼玉高速鉄道の延伸により、客足が都心へ流れ、岩槻の商店街が空洞化するという懸念もあったそうです。しかし、「延伸を待たずして空洞化が始まっており、商店街はもう限界」という声の方が大きく、今地元にあるのは「新しいビジネスチャンスがほしい」という切実な願いだそうです、そのためにも埼玉高速鉄道の延伸というのは送球に検討され、また実行されるべき課題だと言えます。埼玉高速鉄道の時刻表を見ても、まだまだ8駅しかない鉄道。これから先のSRの方針決定がどのようになるのか。今後の動向が非常に気になるところです。しかしながら、埼玉県内の交通インフラの整備にはまだ課題が多く、埼玉高速鉄道の延伸にだけ力を注ぐようなことはまだまだ出来ないようですね。現に県からは毎年約6億円の補助金を受けている赤字経営が続いていた埼玉高速鉄道なのでね…

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Copyright © 2008 埼玉高速鉄道の延伸(岩槻駅までの延伸計画)